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「大した財産がないから遺言書は不要」?

自分には残すほどの財産がないので、遺言書なんて書くまでもない。

財産がそれほど多くないという場合でも、遺言書を残しておいたほうが遺族にとっては親切です。

注意すべき点があります。それは、分割できない財産の取り扱いで相続トラブルが起る可能性があるという点です。

 

土地や建物・自動車といった分割できない財産は、それぞれの相続人が法定相続分に従って何分の一ずつを共有することになります。しかしこれでは、売るとか貸すとか、あるいは担保に入れてお金を借りるとかの権利変動のたびに全員の印鑑が必要となり、手続が非常に面倒になります。そのため、「この土地は誰々」というように物件ごとに相続人を決める話し合いをすることになるのですが、この段階で揉めることがあるのです。

 

遺族のことを考えるのなら、遺言書を残しておくのがベストです。