木
08
10月
2009
保険料率が変わります - 高橋弘次「労務のポイント」
本年9月から都道府県ごとに協会けんぽの保険料率が変わります。
現在、協会けんぽの保険料率は、全国一律(8.2%)となっていますが、本年9月の保険料より都道府県ごとの保険料率に移行します。なお、京都の保険料率は8.19%です。
従来の全国一律の保険料率では、地域によって医療費の高低差があっても、その地域の保険料率に反映されないという問題点が以前から指摘されていました。こうしたなか、健康保険法が改正され、政府管掌健康保険についても、国民健康保険や長寿医療制度と同様に、都道府県単位の財政運営を基本とする改革が行われました。都道府県ごとの保険料率は、こうした医療制度改革の一環として導入されたものです。
保険料率は、都道府県ごとの医療費の違いに反映されるため、今後、疾病の予防などにより地域の加入者の医療費が下がれば、その分保険料を下げることが可能となる仕組みです。
都道府県ごとの保険料率については、年齢構成の違いによる医療費の差や所得水準の違いを都道府県間で調整したうえで保険料が設定されます。
また、円滑な移行を図るため、平成25年9月までは、都道府県間の保険料率の差を小さくしたうえで、保険料を設定することになっています。平成21年度は実際の保険料率と全国平均の保険料率(8.2%)の差が10分の1に調整されています。
リーガルワークス合同事務所